日本臨床疫学会の公式学会誌2024年4月号が発刊されました

日本臨床疫学会の公式学会誌であるAnnals of Clinical Epidemiology (ACE)から2024年4月号(2024, vol.6, no.2)が4月1日に発刊されました。

本号では、Original article2本、SEMINAR article 1本を掲載しています。

Original article「Treatment for patients with autosomal dominant polycystic kidney disease in the chronic kidney disease without kidney replacement therapy in real-world clinical practice: a descriptive retrospective cohort study」では、腎代替療法を行わない慢性腎臓病の常染色体優性多発性嚢胞腎患者に使用されている経口治療薬と近年の使用状況の変化について調査しています。さらに、トルバプタンの減量・中止への影響因子についても検討しています。

Original article「Patterns of anti-vascular endothelial growth factor treatment for chorioretinal vascular diseases: Analysis of a nationwide claims database in Japan」では、脈絡網膜血管疾患に対する硝子体内抗血管内皮増殖因子療法の治療パターンについて検討しています。

SEMINAR article「Expanding the Scope: In-depth Review of Interaction in Regression Models」では、回帰モデルにおける交互作用に関して深くレビューしています。

ACEでは、クリニカル・マインドとリサーチ・マインドを持つ医療者によるハイレベルな研究成果を掲載して参ります。臨床の分野を問わず、多様な論文投稿を受け付けます。また、本会会員のみならず、非会員からの投稿も歓迎いたします。皆さまからの多数の論文投稿をお待ちしております。

ACEはJ-Stageに移行し、すべての閲覧者がフルテキストを無料でダウンロード可能となりました。こちらからご参照ください。
ACEへのリンク

さらに、この度ACEは『PubMed Central』に公開されました。本誌掲載の論文はPubMedで検索され、PubMed経由でJ-Stageからフルテキストを無料で閲覧できます。PMCはこちらからご参照ください。
PubMed Centralへのリンク

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です