日本臨床疫学会の公式学会誌2024年1月号が発刊されました

日本臨床疫学会の公式学会誌であるAnnals of Clinical Epidemiology (ACE)から2024年1月号(2024, vol.6, no.1)が1月4日に発刊されました。

本号では、Original article1本、Short report 1本、Study protocol 1本、SEMINAR article 1本を掲載しています。

Original article「Noninvasive Positive Airway Pressure Management for Post-extubation Support in Preterm Infants: Observational Cohort Study with Overlap Weighting Analysis」では、早産児の初期抜管後のサポートに経鼻的持続陽圧呼吸(NCPAP)及び経鼻的間欠陽圧呼吸(NIPPV)と高流量鼻カニューレ(HFNC)のどちらの療法がより効果的であるかを報告しています。

Short report「Changes of practice on out of hospital cardiopulmonary arrest during the COVID-19 pandemic: a cross-sectional survey of SOS-KANTO 2017 study」では、COVID19パンデミック時の病院前および病院内のCPRプロトコールにおけるout of hospital cardiopulmonary arrest (OHCA)ケア実践の変化について報告しています。

Study protocol「Database profile of the Fukuoka-City Information Platform for Community-based Integrated Care」では、福岡市民の健康・医療に関する情報を集約した先進的なビッグデータプラットフォームである『福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム』に関するプロトコルを報告しています。

SEMINAR article「Services in public long-term care insurance in Japan」では、日本で2000年にスタートした公的介護保険制度の対象となる介護サービスの詳細について特徴・詳細を述べています。

ACEでは、クリニカル・マインドとリサーチ・マインドを持つ医療者によるハイレベルな研究成果を掲載して参ります。臨床の分野を問わず、多様な論文投稿を受け付けます。また、本会会員のみならず、非会員からの投稿も歓迎いたします。皆さまからの多数の論文投稿をお待ちしております。

ACEはJ-Stageに移行し、すべての閲覧者がフルテキストを無料でダウンロード可能となりました。こちらからご参照ください。
ACEへのリンク

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です